Mercury's retrograde seems to have ended

都内在住会社員の日々の備忘帳です。

ローカル・カラー/観察記録=トルーマン・カポーティ

ローカル・カラー/観察記録―犬は吠える〈1〉 (ハヤカワepi文庫)/トルーマン カポーティ

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絵描くためのチョイス。「ティファニー~」が図書館ですぐ借りれなかったので、すぐに借りれるこれを借りてみた。山本容子カポーティにかなり制作意欲を駆り立てられるらしいが…私は嫌いじゃないけど。まだ読み足らないのかもしれない。でも山本容子も言ってた彼のウィットというかそういうのはすごく粋でいいなと思う。もともと短編小説ってアメリカ発祥なのか、やっぱりすごい上手いなと思う。すごい短い文章なのに読み込ませるというかその情景がまざまざと浮かぶような描写というかそういうところが。私の今回のお気に入りは大っ嫌いな怖いカラスが可愛く身近になってしまうまでに思わせてくれたカラスのローラの話と、インタビュー形式で書かれた自画像のところなど。彼がジェーン・オースティン好きなのは嬉しかった。ニューヨークが好きな理由の記述もなるほどというかんじだった。精神的な自由と広さの感覚とかが重要というのはすごく良く解る気がした。レイモンド・チャンドラーとかディケンズとかずっと気になってたけどちゃんと読んでないからやっぱり読もうと思った。大絶賛なんだよね。すんごいおかしかったのは。そのインタビュー形式で書かれた自画像のとこで、質問事項に「あなたが友達に求める資格は?」というところで、答え「まず第一に、頭がにぶければだめです。私も1、2度、頭のにぶい人に惚れたことはありますがね、ほんとににぶい人だった。でもそれは別問題です—-相手のことがちっともわかってないまま惚れることだってできますからね。たいていの人が結婚するのはそういうぐあいだし、たいていの結婚が不幸なのもそういうわけだからでしょう。」「ふつう、私がだれかと友達になれるかどうかは、会ったとたんにわかります。センテンスの終わりまでいかなくていいのです。つまり、なにか言いはじめたら、途中で、彼なり彼女なりがすでに理解しているなとわかるのです。それは心理的・情緒的会話の速記術みたいなものです。知性を別にすれば、思いやりが大事です。---云々」なるほどと思いました。私も長く友達になれるとか友達になれるなれないは最初に会った時というか少し会話した時の波長というか、相手が話してることでのその主題というか話したいことの理解な部分で判断しているかもしれないです。鈍いというか真髄なとこが解ってんのか解ってないのかはホント重要と思う。それが波長に影響するというか。たまに、向こうはすんごいこちらに興味津々でそれをむき出しにして接してくるけど、どうもなんか自分の調子1が乱される人というのがいて、こういうのはどうしたらいいんだろうと思ってたら、この間読んだ「宇宙からの手紙」の1ページにまさにそのことに関してのアドバイスとも思える一言があった「自分の調子が乱される人はそのまま放っておきなさい。」。

脱線しましたが、カポーティ、次は「ティファニー~」を借りれるので、また読んでみます。




1:たとえば言いたいことが言えないとかひねくれて考えちゃうとか、スーッと自分でいれない。。。など