Mercury's retrograde seems to have ended

都内在住会社員の日々の備忘帳です。

東京フィルメックス

昨晩は東京フィルメックスに行ったのでした。私がチケットを取っていたのは、数人の監督からなるオムニバス映画で 「ギマランイス歴史地区(仮題)」というのでした。アキ•カウリスマキ監督がお目当てというのと、このポルトガル世界遺産の歴史地区に興味があったから。カウリスマキ監督のは台詞なしでしたが、いつもながら暗い中にもユーモラスがあって監督らしい作りでしたが、私が良いなと思ったのは、ドキュメントインタビュー形式で撮られたエリセ監督のでした。2002年に閉鎖された繊維工場でかつて働いていた人たちが今も閉鎖された工場の食堂に飾られている当時の食堂が写された巨大写真を見ながらそれぞれの思い出を語るというのなんだけど、それぞれの人生が醸し出されて感慨深かったです。それと同時に、欧州はもう終わったというのをヒシヒシとかんじた。資本主義経済の破綻というのも。結局すべてにおいて過去に生き続ける人たちのマインドが何も変わらない変えられないというところをなんとなく考えさせられました。最後のオリヴェイラ監督のはカラッとしたかんじでこれも良かったです。